回転離頭銛(読み)かいてんりとうせん

世界大百科事典(旧版)内の回転離頭銛の言及

【オホーツク文化】より

…また貝塚,骨塚をともない,クジラ,オットセイ,アザラシなどの海獣骨や魚骨,ウニ殻片などを多量に出土する。石鏃,石槍,石錘といった狩猟・漁労具としての石器類や,回転離頭銛や組合せ釣針などの多種類の骨角器も発見され,この文化の担い手たちは沿岸域に適応した海獣狩猟・漁労民的性格をもっていたことが知られる。しかし同時に,豚の骨も出土し,豚飼育民でもあり,骨鍬などの出土から簡単な菜園耕作民であったことも推測されている。…

※「回転離頭銛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android