世界大百科事典(旧版)内の固定菌法の言及
【殺菌剤】より
…殺菌剤の検査をはじめて微生物を使って行ったのはR.コッホで,1881年に絹糸に炭疽菌の芽胞を付着させたものを用いた。これは固定菌法と呼ばれるが,その後,ガーネットや金属など多くの物体に菌を付着させて,殺菌効果を判定する方法が考案された。この方法に対して,液体培地で培養した菌や芽胞をそのまま用いて,殺菌効力を検査する方法を浮遊菌法という。…
※「固定菌法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」