固有半導体(読み)コユウハンドウタイ

デジタル大辞泉 「固有半導体」の意味・読み・例文・類語

こゆう‐はんどうたい〔コイウハンダウタイ〕【固有半導体】

真性半導体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「固有半導体」の解説

固有半導体
コユウハンドウタイ
intrinsic semiconductor

[同義異語]真性半導体

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の固有半導体の言及

【半導体】より

…これに対し,図のbのように部分的にみたされたバンドがある場合には,電子の加速が可能となり,その結晶は金属になる。
[固有半導体]
 図2のaの状態は,結晶の最低エネルギーの状態であり,0Kに相当する。しかし,充満帯上端とからっぽのバンドとの間のギャップEGが小さい結晶の場合には,温度が上がると,いくらかの電子が熱エネルギーを受け取って,充満帯から上のあいたバンド(伝導帯)に上がりこむ(図3-a)。…

※「固有半導体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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