国本奠定詔書(読み)こくほんてんていしょうしょ

世界大百科事典(旧版)内の国本奠定詔書の言及

【建国神廟】より

…満州国建国の元神として天照大神をまつるために創建された神社。1940年,満州国皇帝溥儀(ふぎ)は,日本の紀元2600年慶祝のために来日し,伊勢神宮に参拝して,5月15日に〈日満一神一崇〉を表明し,満州国建国以来の事業はすべて天照大神の加護と,天皇の援助によらないものはないという建国神廟創建の詔書(〈国本奠定詔書〉)を発した。皇帝の帰国後,神廟創建はただちに実行に移され,新京(現在の長春)の帝宮内東隅の高地を神域と定めて,7月15日に鎮座祭が行われた。…

※「国本奠定詔書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android