国枡(読み)くにます

世界大百科事典(旧版)内の国枡の言及

【甲州枡】より

…近世を通して甲斐国で都留郡を除く山梨,八代,巨摩の3郡で用いられた枡。京枡に対し国枡ともよばれたが,容量は方7.5寸(約22.7cm),深さ3.45744寸(約10.5cm)で京枡3升(約5.41l)にあたったので三升枡の呼称もある。これを基本にその4分の1の〈はたご〉,またその半分の〈なから(半)〉,さらにその半分の〈小なから〉があった。…

※「国枡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む