世界大百科事典(旧版)内の国税付加税の言及
【付加税】より
… 日本の明治地方自治制における地方税の付加税制度も,19世紀の大陸諸国とりわけ上記ドイツの制度を模倣したものとされている。1890年以降の日本の地方税体系を見ると,府県税には国税付加税(地租付加税,所得付加税)が,市町村税には上記国税付加税のほかに府県税付加税(戸別割または家屋割,営業割など)が根幹をなし,ほかに若干の独立税があった。付加税率は内務省,大蔵省から厳しく統制され,1890年段階でたとえば府県税地租割は地租4分の1以内,市町村所得税付加税は100分の50以内に制限された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」