国語問題協議会(読み)こくごもんだいきょうぎかい

世界大百科事典(旧版)内の国語問題協議会の言及

【国語国字問題】より

国語審議会は,当用漢字,教育漢字,漢字の音訓表を定め,現代かなづかいを決定し,新聞と教育に大きな力を及ぼした。それは社会に定着しつつあったが,1959年送りがな法の発表を機縁に,戦後の改革に対する批判が盛り上がり,国語問題協議会が結成されて,小汀利得を中心として反対運動が開始された。文部省も戦後の施策に対する改善を国語審議会に委嘱し,第8,9,10期国語審議会は音訓表と送りがなについて審議し1972年答申,これは73年〈当用漢字音訓表〉〈送り仮名のつけ方〉として告示された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」