《国語文典音学》(読み)こくごぶんてんおんがく

世界大百科事典(旧版)内の《国語文典音学》の言及

【周時経】より

…1896年《独立新聞》の校正係をしながら〈朝鮮文同式会〉を作り朝鮮語表記の統一と研究に着手し,その後も各種の学校の教員や政府の国文研究所委員をしながら,民族固有のことばを整理・普及・発展させる民族的国文運動を展開し,そのための科学的言語研究に尽力した。主著に《国語文典音学》(1908),《国語文法》(1910)がある。前者は朝鮮語の音声論と綴字法に関する研究に新たな方法論を確立した著作であり,後者は音声論,品詞論,形態論,文章論等を論じた当代の代表的著作である。…

※「《国語文典音学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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