国際社会主義委員会(読み)こくさいしゃかいしゅぎいいんかい

世界大百科事典(旧版)内の国際社会主義委員会の言及

【ツィンマーワルト運動】より

…これに対し主として中立国の社会主義者が国際連帯の努力を続け,1915年9月5~8日,スイスの村ツィンマーワルトで国際会議を実現した。参加したのは,推進役のスイス,イタリアをはじめ北欧3国,ポーランド,ルーマニア,ブルガリアの社会主義者,亡命ロシア人の各派,ドイツ,フランスの反対派,計11ヵ国38名で(イギリス代表は出国が許されず不参加),城内平和政策を批判するとともに無併合の講和実現を訴え,執行部として,スイス人のグリムRobert Grimm(1881‐1958)らから成る国際社会主義委員会(ISK)を選出した。このとき,〈戦争を内乱に〉と主張し,第二インターナショナルの枠を大胆に超えようとするレーニンら8名が〈ツィンマーワルト左派〉を形成した。…

※「国際社会主義委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android