国際表現精神病理学会(読み)こくさいひょうげんせいしんびょうりがっかい

世界大百科事典(旧版)内の国際表現精神病理学会の言及

【芸術療法】より

…音楽はその後もメランコリーの治療に使われたようで,ルネサンス期のデューラーの木版画《男風呂》(1496‐97ころ)にそれが図解されている。ただし,芸術療法として一般化するのは,やはり精神科の医療が近代化する20世紀になってからで,これを研究対象とする国際学会(国際表現精神病理学会Société Internationale de Psychopathologie de l’Expression,略称SIPE)も1959年に組織され,〈芸術療法士art therapist〉という専門職も欧米では正規に設けられている。既述のように,芸術療法は一種の創造療法(クリエーション療法)であるのが原則だが,日本などではまだ再創造(レクリエーション)の域を脱しない部分も少なくない。…

※「国際表現精神病理学会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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