世界大百科事典(旧版)内の国際通信社の言及
【通信社】より
…しかし戦後半世紀たって,情報・通信技術の発達,メディアの多様化にともない,通信社の流す情報の地位は相対的に低下した。しかも全世界に取材・送信のネットワークをはりめぐらし,24時間体制でニュースを発信する国際通信社の経営はますます巨額の資金を必要とし,現在ではロイターとAPの二大巨人が他を圧してそびえ立つ様相を呈している。また,アジア,アフリカの植民地は政治的には独立をかちえたが,国際報道のうえでは旧態依然,旧宗主国からの一方通行であり,情報の植民地としての地位に変りない。…
※「国際通信社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」