土中腐食(読み)どちゅうふしょく

世界大百科事典(旧版)内の土中腐食の言及

【腐植】より

…土壌学用語。動植物および微生物の遺体は土壌中で生物群集により分解を受け,ポリフェノール類,キノン類,アミノ化合物を生成するが,これらの物質は酵素,微生物の酸化酵素,無機イオン,粘土鉱物などの触媒作用により重縮合し,土壌固有の暗色無定形コロイド状高分子化合物に変化していく。この暗色物質を腐植物質,分解過程にある生物遺体成分を非腐植物質と呼び,腐植は広義には両者を,狭義には前者を意味する。腐植は,(1)植物養分(Ca2+,Mg2+,K,NH4)の吸着保持,(2)土壌の酸性化の緩和,(3)植物生理活性作用,(4)団粒形成,(5)有用土壌微生物の活動促進,(6)無機養分の供給,(7)難溶性リン酸化合物の生成防止,(8)土壌温度の上昇,(9)水分吸収保持,などの重要な機能を有している。…

※「土中腐食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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