土地分級(読み)とちぶんきゅう

最新 地学事典 「土地分級」の解説

とちぶんきゅう
土地分級

land classification

ある土地利用目的から,それぞれの土地属性に評点を与え適性を総合的に評価する体系。利用目的として種々のものが考えられるが,農林業生産を目的とした分級では,自然立地的土地分級と経済的土地分級とがある。農林水産省農林水産技術会議による『土地利用区分の手順と方法』(1964)によると,耕地草地・林地ごとに気候土壌地形等の環境条件を組み合わせて制限要因を抽出し,Ⅰ~Ⅳ等級に土地分級をする。この自然立地的土地分級に加え,土地改良技術による土地分級,交通立地的土地分級を合わせて行う方式をとっている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 加藤 好武

世界大百科事典(旧版)内の土地分級の言及

【土地分類】より

…これらは二つ以上の自然要素を組み合わせて指標とするもので,例えば気候区と地形分類と土壌分類の三つの指標の掛合せによる自然的立地単位(農林水産技術会議),気候区,傾斜,土壌,微気候を組み合わせた立地単位(エレンブルク),地質,地形,土壌,植生,水文を組み合わせたランドシステムの考え方などがある。 土地分級は土地分類の結果を土地評価の観点から階級区分することである。つまり土地分級は〈評価のための土地分類land classification for evaluation〉であり,上記の技術会議の報告書の中で定義された。…

※「土地分級」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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