在家沙弥(読み)ざいけしゃみ

世界大百科事典(旧版)内の在家沙弥の言及

【沙弥】より

…僧尼令では,僧・尼の注釈に沙弥・沙弥尼を加えており,僧尼と同じ扱いをうけているが,実際は僧の下に従属し,律師以上の僧官には従僧以下,沙弥と童子が配されていた。 具足戒を受けず,沙弥のままいた人々も多く,また正式のルートによらないで出家した僧(私度僧(しどそう))は私度の沙弥とか在家沙弥と呼ばれた。この私度の沙弥は8世紀以降とくに輩出し,ある者は正規の手続をへて官寺の僧となり,ある者は官寺や僧綱制の外縁にあって,古代の民間仏教を支える基礎となった。…

※「在家沙弥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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