世界大百科事典(旧版)内の在郷軍人会令の言及
【在郷軍人会】より
…武装移民活動によって満州移民の尖兵(せんぺい)となったのも在郷軍人である。36年9月には在郷軍人会令が公布され,在郷軍人会は勅令団体として陸海軍大臣のいっそう強い監督統制の下に置かれた。第2次世界大戦中は兵士の動員準備,銃後の戦争協力などの活動とともに,翼賛壮年団の幹部や大政翼賛会の推進員に在郷軍人が進出し,翼賛体制を地域社会で下支えする役割を果たした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」