地名分布図(読み)ちめいぶんぷず

世界大百科事典(旧版)内の地名分布図の言及

【地名】より

…記紀・風土記に記される説話地名や,古代から近世まで詠みつがれた2000といわれる歌枕は,日本人の土地に対する心情を今日に伝えている。
[分布と時代性]
 考古学の遺跡地名表,言語学の方言分布図のように,地名の科学的研究の基礎資料として地名分布図は重要な意義をもっている。個別地名の発生理由を論証することも必要であろうが,地名の分類・分布の諸現象から,地名発生の時期・伝播などを推考し,偏狭な解釈に陥ることなく,日本文化の動向(移行)を明らかにすることができる。…

※「地名分布図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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