世界大百科事典(旧版)内の《地図彩式》の言及
【地図】より
…78年参謀局は参謀本部となり,その中の地図・測量部門は89年には陸地測量部へと発展した。この間,フランス陸軍大尉ジョルダンらの指導による図式《地図彩式》の刊行(1872)をはじめ,行軍測絵図や里程図などを刊行し,また伊能図の模写も行っている。この陸軍における測量,地図作成事業は西南戦争を経て,その重要性が認識され,いっそう組織的に発展し,78‐79年には伊能中図を基図に天保国絵図,土木局や各府県などの地図を参照して軍管図が作成された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」