世界大百科事典(旧版)内の地域別運賃制の言及
【国鉄運賃】より
…そこで普通旅客を対象とする普通旅客運賃は,79年にそれまでの2賃率地帯制から3賃率地帯制に改め,中・長距離区間における競争事情等を考慮して遠距離逓減率を若干強化した。さらに84年4月からは全国一律運賃制を廃止し,東京・大阪圏の国電,幹線,地方交通線の3グループにわけて,旅客運賃に格差をつける地域別運賃制が導入された。 他方,需要喚起,列車の利用率向上により増収をはかるため,各種の営業割引,例えば往復割引,団体割引,地域別に企画された周遊割引等が行われた。…
※「地域別運賃制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」