世界大百科事典(旧版)内の地母神像の言及
【カリム・シャヒル】より
…それ以前の狩猟に生業の中心を置いた生活から,穀物利用に依存する生活に変化したと考えることができる。またこの後の農耕村落に数多くみられるようになる〈地母神像〉と考えられるものも,数は少ないが出土している。建造物の跡を示すものはみられないが,炉址および礫があることは,ここを生活の根拠として一時期かなりの数の人間が利用したことを示していよう。…
※「地母神像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」