世界大百科事典(旧版)内の地母神崇拝の言及
【土偶】より
…他に犬,猿,熊,ムササビ,亀,ゲンゴロウなどがあり,いずれも食糧などとして生活に密着した動物が選ばれた。 ヨーロッパや西アジアなどの農耕をおもな生業とする新石器時代の社会の中では,土偶は生産や豊かな実りを祈る地母神崇拝のための像であるとする解釈が一般的である。時代が下がると,玩具や死者への副葬品として作られた土偶もある。…
※「地母神崇拝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」