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地理的隔離 ちりてきかくり

大辞林 第三版の解説

ちりてきかくり【地理的隔離】

同一種の生物において、海峡・山脈などでその生息地が隔離され、交配できなくなる現象。種分化の一因となる。 → 地理的品種

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の地理的隔離の言及

【隔離】より

…互いに交配可能な個体の集りである集団が種々の原因でいくつかの分集団に分かれ,分集団間で自由な交配が起こりにくくなったり,たとえ交配してもその雑種が不稔や不妊であって,集団間の遺伝子の交流が極度に妨げられることを隔離という。
[隔離説]
 地理的隔離が種分化に重要な役割を演じているという考えは,古くC.ダーウィンやそれ以前までさかのぼることができる。しかし隔離は地理的に異なった集団には異なった要因による自然淘汰が働くという意味での副次的な役割をもつにとどまらず,隔離こそが種分化の必要条件だとする隔離説Separationstheorieを唱えたのはワーグナーM.Wagner(1868)であった。…

※「地理的隔離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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