地震火災(読み)じしんかさい

世界大百科事典(旧版)内の地震火災の言及

【火事】より

…大正に入っては,1913年東京神田で出火,大火になった。このほか沼津市や福井・新潟県下等でも大火があったが,最大のものは23年の関東大震災におけるものである(このような地震を主因として出火・延焼する火災をとくに地震火災と呼ぶ場合がある)。焼失家屋44.7万に及び世界史上でも有数の大きな被害を出した。…

【地震災害】より

… 一次災害に付随して発生する地震災害の典型に火災と水害があげられる。(8)地震火災 関東大震災(1923)およびサンフランシスコ地震(1906)の直後に発生した火災は特に有名で,前者では焼死者が5万人をこえた。(9)津波 海底地震などによって発生した波が海岸に打ち寄せられると波高が増し,日本でも三陸沖では高さ20~30mの津波を経験している(1896,1933)。…

※「地震火災」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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