均一系燃焼(読み)きんいつけいねんしょう

世界大百科事典(旧版)内の均一系燃焼の言及

【燃焼】より


[燃焼の形式]
 一般に,燃焼はこれにかかわる物質の種類や状態,環境条件などが多岐にわたるため,一見著しく多様な挙動を示すが,これは形式的には次のように分類できる。(1)均一(均質)系燃焼と不均一(不均質)系燃焼 燃焼に関与する相の数による分け方で,水素ガスやプロパンガスの燃焼のように単一相のときを均一系,ガソリンのような液体やプラスチック,木材などの固体のそれのように2相にまたがる場合を不均一系という。(2)伝播(でんぱ)燃焼と定置(定在)燃焼 燃焼によって生ずる火炎の位置が時間とともに変わるか変わらないかによる分類。…

※「均一系燃焼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android