均衡成長(読み)きんこうせいちょう

世界大百科事典(旧版)内の均衡成長の言及

【経済成長】より

…シュンペーターによれば,イノベーションの具体的形態として,(1)新しい財貨の生産,(2)新しい生産方法の導入,(3)新しい販路の開拓,(4)原料あるいは半製品の新しい供給源の獲得,(5)新しい組織の実現,が挙げられる。
[均衡成長,不均衡成長]
 事がらの性質からすれば,上記のイノベーションが経済の全領域において均等の率で発生することを期待することは困難である。そしてここに,産業ごとに異なる率の成長によって特色づけられる不均衡成長の可能性が生まれるのである。…

※「均衡成長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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