《坐隠談叢》(読み)ざいんだんそく

世界大百科事典(旧版)内の《坐隠談叢》の言及

【碁】より

…次代の12世本因坊丈和をめぐるはげしい暗闘と対比すると,その清爽さは一段と光を増す。丈和は力感溢れる碁風の持主で,政治力もなかなかのものだったらしく,11世井上因碩,8世安井仙知,11世林元美らを巻きこんでついに1831年(天保2)名人碁所に補せられるまでの紆余曲折は安藤如意の名著《坐隠談叢(ざいんだんそう)》(1904)に詳述されている。丈和の対抗馬11世井上幻庵因碩もみずからを兵法家と称したくらいで,異色の棋士だったが,丈和引退のあとの名人碁所就位を,丈和の跡目秀和(後の14世本因坊,1820‐73)との争碁に敗れて果たせず,晩年の著《囲碁妙伝》に〈諸君子,運の芸と知りたまえ〉と自嘲している。…

※「《坐隠談叢》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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