世界大百科事典(旧版)内の坑内図の言及
【鉱山】より
…閉山後,放置された坑道のことを旧坑というが,稼働中の隣接鉱区からの採掘や新坑の開さく作業が,誤って旧坑に掘り当たると,水出,広域崩落,そして炭鉱の場合は往々にしてガス噴出などの思いがけない災害を起こすことがある。したがって閉山にあたっては,正確な坑内図が残されていなければならない。 露天掘鉱山の後処理は,終掘時に取り残された岩壁(残壁(ざんぺき),または最終残壁)の崩壊防止と,美観の保全が対策の主眼になる。…
※「坑内図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」