垂直的核拡散防止(読み)すいちょくてきかくかくさんぼうし

世界大百科事典(旧版)内の垂直的核拡散防止の言及

【核不拡散条約】より

…これを受けてその後,国際原子力機関で国際プルトニウム貯蔵(IPS),国際使用済み燃料管理(ISFM)などにつき話合いが続けられた。 こうした核兵器国,供給国の動きに対して,第三世界の非核兵器国はNPT再検討会議(第1回1975年,第2回80年,第3回85年,第4回90年)の場などで,(1)核兵器国の核軍縮(垂直的核拡散防止)の遅れ,(2)供給国の輸出条件がNPTの規定をこえている,などの点にとくに強い不満を表明し,輸出規制を強化する核兵器国,供給国と対立を続けた。
[冷戦終結と核不拡散体制の強化]
 核兵器の拡散をめぐる情勢は,冷戦が終結する過程で再び大きく変化した。…

※「垂直的核拡散防止」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む