世界大百科事典(旧版)内の基数効用関数の言及
【効用関数】より
…このとき,対象のそれぞれに数値を対応させる関数u(・)を,任意のx,yについて,x≿αyのときかつそのときに限ってu(x)=u(y)+αとなるように定めることができる。この関数u(・)を基数効用関数という。 効用関数は人間のもつ対象の間の選好を数値的に取り扱うことを可能とするものであって,経済学,心理学をはじめ人間の感覚を計測する分野において基本的な概念を構成している。…
※「基数効用関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」