世界大百科事典(旧版)内の基本解の言及
【微分方程式】より
…したがって一次独立なn組の解を列とする行列をΦ(t)で表せば,(5)の一般解はx=Φ(t)c(cは定数ベクトル),t=t0でx=x0となる解はx=Φ(t)Φ-1(t0)x0と表される。Φ(t)を(5)の基本行列,解の基本系,基本解などとよぶ。(5)の基本解Φ(t)がわかれば,(4)のt=t0でx=x0となる解は,となることがわかっている。…
※「基本解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」