堕羅鉢底(読み)だらはつてい

世界大百科事典(旧版)内の堕羅鉢底の言及

【ドバーラバティ】より

…歴史については不明な点が多いが,7世紀ころに興り,アンコール朝のクメール族がこの地方に進出した11世紀に消滅したと思われる。 7世紀にインドを旅行した唐の玄奘は,カンボジアのイシャーナプラという王国とビルマ(現ミャンマー)のシュリークセートラと称する王国との間に,堕羅鉢底(だらはつてい)という国があると《大唐西域記》に記録した。堕羅鉢底はサンスクリットのドバーラバティの中国語による音写であった。…

※「堕羅鉢底」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android