世界大百科事典(旧版)内の堺泉北地区の言及
【大阪[府]】より
…しかし経済の復興期から高度成長期にかけて,大阪は神戸,京都と一体化した多核的大都市圏を構成し,近畿地方を主とする西日本の中核地を形成するに至った。まず堺泉北地区を中心とする大規模な臨海埋立地に造成された鉄鋼・石油化学コンビナートは,鉄鋼,金属,非鉄金属,一般機械,電気機械,化学といった重化学工業部門の比率を高め,産業構造の高度化の原動力となった。工業地区は中核の大阪市から淀川両岸の低地,東大阪市,大阪湾岸,さらに周辺丘陵地の工業団地へと拡散する傾向が顕著である。…
※「堺泉北地区」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」