世界大百科事典(旧版)内の塑性ヒンジの言及
【塑性設計法】より
…延性に富み,破断せずに大きな塑性変形に耐えることのできる材料からなる,主として不静定骨組構造物を対象とし,塑性ヒンジの概念を導入して崩壊荷重を求め,この崩壊荷重に対してある安全率(荷重係数と呼ばれる)が確保されるように構造物を設計する方法。さらに広い意味をもつ極限設計法に包含される設計法の一つとして位置づけられ,米英を中心に1960年代中ごろから建築物の設計などに広く採用されている。…
※「塑性ヒンジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」