塔本四面具(読み)とうほんしめんぐ

世界大百科事典(旧版)内の塔本四面具の言及

【奈良時代美術】より

…また正倉院《大大論》に写経生のデッサンがあり,唐招提寺梵天像の台座には,似顔絵や兎,蛙などさまざまな戯画がみられ,ひと息入れた手すさびのなかに,写経生や仏師の生態の一面を垣間見る思いがする。
【彫刻】

[前期]
 天平彫刻の最初の遺品に,711年(和銅4)造立の法隆寺五重塔の塔本四面具と称される塑像群と,中門の金剛力士像がある。塔本四面具は,塔初層中央の須弥山(しゆみせん)を中心に,東面(維摩居士,文殊),北面(涅槃),西面(分舎利),南面(弥勒浄土)に100体近い小塑像群が配されている。…

※「塔本四面具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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