世界大百科事典(旧版)内の塚原ダムの言及
【ダム】より
… しかしながら,日本におけるダムは以後江戸時代に至るまで小規模なアースダムであった。コンクリートダムとしては1900年の五本松ダムが最初で,その後38年近代工法としてケーブルクレーンによるコンクリートの運搬やバイブレーターによる締固めを用いた塚原ダムが完成し,日本でもこのころから機械化施工が本格化した。以後高いダムが相次いで計画,着工されたものの戦争のため中断され,本格的なダム技術の開花は第2次世界大戦の終了を待たねばならなかった。…
※「塚原ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」