世界大百科事典(旧版)内の塞上名城の言及
【寧夏回族自治区】より
…そのほか解放後発展した自動車道路や,銀川と北京,蘭州などをつなぐ航空路,中衛から下流の黄河水運などがある。おもな都市としては,古くから〈塞上名城〉といわれた自治区主都で,東の旧市街と西の新興工業地区から成る銀川,四大炭鉱のある北部の石嘴山(せきしざん),銀川平原南部の中心地呉忠,1967年に黄河に建設されたダムがある青銅峡などがある。歴史的遺跡としては,銀川や石嘴山にある西夏時代の帝陵や古城趾,高さ25mの仏像がある固原の唐・明代の須弥山石窟,銀川旧市街の約900年前の8角11層,高さ約60mの承天寺塔(西塔),高さ48mの古い歴史をもつ海宝塔(北塔)などの仏塔がある。…
※「塞上名城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」