塩屋正義(読み)しおやまさよし

世界大百科事典(旧版)内の塩屋正義の言及

【豊後国】より

… 日田商人は,豆田町に置かれた代官所と結びつき,九州各地の大名や村々への金融を行い,日田金(ひたがね)と称された。日田商人の一人広瀬淡窓の弟広瀬久兵衛は郡代塩屋正義と結んで1825年(文政8)には日田郡小ヶ瀬井路を造成し,29年には国東郡呉崎新田を築調し,その他豊前国宇佐郡の沿岸の干拓による新開(しんがい)築造にも力を注いでいる。久兵衛は,府内藩の天保改革にも加わり,青筵会所を運営し,大分郡庄ノ原,机帳原(きつちようばる)の開墾などを行い,財政再建に助力している。…

※「塩屋正義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む