塩釉炻器(読み)えんゆうせっき

世界大百科事典(旧版)内の塩釉炻器の言及

【釉】より

…ルネサンス期にイタリアで開花した美しい絵付けのスズエナメル釉陶器は16世紀に入って堰を切ったようにアルプス以北に流出し,フランス,ドイツ,オランダでも盛んに焼成された(ファイアンス)。他方,このような技術の伝播とは別に,ケルンを中心としたライン川流域の各地では13世紀ころより塩釉炻器(せつき)が焼成されていた。塩釉炻器の焼成は,窯の温度が1200℃くらいに達したとき,窯の中に食塩を投げ込むことによって,食塩の塩化ナトリウムがソーダと塩素に分解され,ソーダは胎土のケイ酸とアルミナと化合し器の表面をガラス質で覆うことになる。…

※「塩釉炻器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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