世界大百科事典(旧版)内の増強単極肢導出の言及
【心電図】より
…心臓のある立体角での電位変化をとくに検出するためには(2)の単極肢導出が用いられる。単極肢導出というのは,たとえばaVR導出は左手・左足の結合電極を基準として右手の電位変化をみるというふうに,各四肢そのものの電位差をそれぞれ記録したもので,実際には波高を1.5倍にする増強単極肢導出が用いられる。そのため,この方法により得られた電位は,双極肢導出のものの1.5倍となる。…
※「増強単極肢導出」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」