《増補版セルウィウス》(読み)ぞうほばんせるうぃうす

世界大百科事典(旧版)内の《増補版セルウィウス》の言及

【セルウィウス】より

…主著のウェルギリウス注釈書は今日のウェルギリウス研究にも欠くことができない。これには短いものと,ドナトゥスの注釈を部分的に含んでいるとみられる長いものとの2種類があり,後者は発見者P.ダニエルの名前をとって《ダニエル古注》または《増補版セルウィウス》(1600)と呼ばれる。文法,修辞,文体論が注釈のおもな内容をなしているが,先行する他のウェルギリウス批評家に対しては,常にウェルギリウスを弁護する立場を貫いており,彼の詩才を高く評価している。…

※「《増補版セルウィウス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android