世界大百科事典(旧版)内の壁つき暖炉の言及
【暖炉】より
…中世の建物では,1階の広間には炉open hearthが設けられ,煙は屋根のルーバーから抜くのが一般であった。しかし当時でも,2階の部屋には壁体に煙道chimney flueを埋め込んだ壁つき暖炉が設けられていた。この時代には,煙を煙道に導くための覆いは木造であり,そこにプラスターあるいは土を塗って耐火性をもたせていた。…
※「壁つき暖炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」