壁圧(読み)へきあつ

世界大百科事典(旧版)内の壁圧の言及

【浸透圧】より

…植物細胞を水に浸すと水ポテンシャルの差によって水は細胞へ浸透し,細胞壁に圧(膨圧という)を加え細胞壁を押し広げ,細胞の容積が増大するとともに水ポテンシャルは上昇する。しかし,細胞壁は膨圧と大きさが等しく方向が反対の圧(壁圧)で細胞を内側へ押しているので,細胞容積はどこまでも大きくなれるというわけではない。水がこれ以上細胞内へ入れなくなったとき液胞の水ポテンシャルは0で,このときΠ=P(Pは壁圧)となっている。…

※「壁圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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