壁鏡(読み)かべかがみ

世界大百科事典(旧版)内の壁鏡の言及

【鏡】より

…スズと水銀の合成によるガラス鏡は14世紀にベネチア人によって作られたが,それが実用的なガラス鏡として生産されたのは16世紀中ごろであった。イタリアでそれはまず壁鏡として利用されたが,小型で高価なため豪華な彫刻を全面にほどこした額縁にはめて装飾効果を高めた。イギリスで最も古いジャコビアン期の壁鏡もイタリアの手法に従い,ギボンズG.Gibbons(1648‐1721)の華麗な木彫の影響を受けて,額縁の効果が評価された。…

※「壁鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む