世界大百科事典(旧版)内の声門裂の言及
【声帯】より
…哺乳類では発達した喉頭軟骨のうち,喉頭後壁にある披裂軟骨を軸にして,喉頭腔両外側壁の前後方向から声門へ張りだし喉頭粘膜に包まれたひだで,声帯ひだとも呼ばれる。両側の声帯が声門へ張りだし,気道がもっとも狭くなるところを声門裂という。ヒトの声門裂は声門閉鎖筋の収縮で完全に閉じるが,ヒト以外の動物では完全には閉じずに,声帯間裂孔というすきまができる。…
※「声門裂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」