世界大百科事典(旧版)内の売戻条件付債券売買の言及
【現先市場】より
…〈現先〉とは,債券売買の特殊な形態で,一定期間後に一定価格で買い戻す(あるいは売り戻す)ことをあらかじめ約定して債券を売る(あるいは買う)売買形態である。期間は,大蔵省通達によって1年以内に限定されているが,現実には1~3ヵ月の短期取引が中心である。現先売買は,証券会社の店頭で行われる取引で,売却価格(あるいは購入価格)は市場価格を基準にして決められるが,買戻価格(あるいは売戻価格)は相対(あいたい)取引によって決定される。…
※「売戻条件付債券売買」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」