変位地形(読み)へんいちけい

世界大百科事典(旧版)内の変位地形の言及

【活断層】より


[活断層の調査]
 活断層は最近の時代まで活動をしているから,一般に地表面にも食い違い(変位)を与えている。1回の運動で生じた変位量は小さいが,その後の地形の浸食が少なければその一部は保存され,同じ場所で反復する断層運動によりしだいに累積されて,特徴的な断層変位地形が現れる。縦ずれ型の変位地形としては断層崖が,横ずれ型の変位地形としては一定方向にそろった尾根や谷の屈曲が典型的なものである。…

※「変位地形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む