変化観音像(読み)へんげかんのんぞう

世界大百科事典(旧版)内の変化観音像の言及

【観音】より

…つまり観音信仰は西方浄土信仰と密接に結びついた形で現れたのである。ついで唐後半期に,今度は密教が流布し,観音についての儀軌,造像の法などを説くに至って,ふたたび単独の観音像が作られ,いわゆる変化観音像を生みだした。十一面観音,不空羂索観音,千手観音が現れ,蓮華手に代わって楊柳観音像が無数に造られ,信仰された。…

※「変化観音像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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