変家(読み)へんか

世界大百科事典(旧版)内の変家の言及

【変文】より

…講経文は俗講僧によって定期的に寺院で口演されたが,その他の通俗な語り物は〈変場〉という市中の寄席(よせ)で演ぜられた(《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》前集巻五)。唐末の宗密の《円覚経大疏鈔》巻十三に,梁代の画家の張僧繇にまつわる俗談に言及して〈これは変家が俗に随って撰作した(でっちあげた)もの〉と言っており,このような変文の作者ないし講釈師は〈変家〉と呼ばれたらしい。またこれは変場で興行されただけでなしに,妓女や女の旅芸人によっても語られたことは,それを詠んだ李賀や吉師老の詩によって知られる。…

※「変家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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