世界大百科事典(旧版)内の変換文法の言及
【生成文法】より
…1950年代中ごろにアメリカの言語学者N.チョムスキーが提唱し,以後,各国の多くの研究者の支持を集めている,文法の考え方。文法とは,〈その言語の文(文法的に正しい文)をすべて,かつそれだけをつくり出す(しかも,各文の有する文法的な性質を示す構造を添えてつくり出す)ような仕組み[=規則の体系]〉であるとし,その構築を目標とする。この〈(過不足なく)つくり出す〉ことを〈生成するgenerate〉といい,上のようにとらえた文法を〈生成文法〉という。…
※「変換文法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」