《外台秘要方》(読み)げだいひようほう

世界大百科事典(旧版)内の《外台秘要方》の言及

【山脇東洋】より

…この記録をまとめて刊行したのが《蔵志》(1759)で,これが刺激となって各地で実証的解剖の機運が高まった。東洋は越前府中(現,福井県武生市)の奥村南山(良竹)に次男東門と高弟永富独嘯庵(ながとみどくしようあん)を派遣して吐方を学ばせ,当時の古医方派に欠ける汗・吐・下の三法の完備をはかり,古医方派の古典研究の良書に校訂復刻した《外台秘要方》を加えるなど古医方の大成を期し,不遇時代の吉益東洞を見いだして世に出し,古医方派四大家の一人と称せられた。古医方【宗田 一】。…

※「《外台秘要方》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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