外廠(読み)がいしょう

世界大百科事典(旧版)内の外廠の言及

【東廠】より

…成化年間(1465‐87)に汪直が勢力を得ると別に西廠が設けられ,汪直の死とともに廃止されたのを,正徳年間(1506‐21)に劉瑾が復興し,さらに劉瑾は内行廠を設けたが,かれの死とともに西廠,内行廠ともに廃止された。万暦の初め馮保によってまた内廠が設けられ,東廠を外廠と改めたこともあるが,結局東廠のみが永続して明末に及び,恐怖と怨嗟の的となった。東廠は宦官勢力の一大拠点であったといえる。…

※「外廠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む